ヒマワリ〜君と過ごした半年間〜
『次はまゆだねっ♪優さん初めまして。カイトの彼女の戸島繭ですっ♪カイトの事ちゃんと見張ってて下さいねっ♪』
「おぅ!俺に任して!よろしくな♪まゆチャン」
『次ななだょぉ〜♪』
まゆに急かされて
あたしも自己紹介をする
「高橋奈々です。まゆとは高校で仲良くなって。。……です。よろしく。」
自己紹介って苦手。
ちょっとそっけなかったかなぁ?
でも
《よろしく〜♪》
なぜかまゆも含めた
3人が声を合わせて言ってくれた
『これから仲良くしよーなぁ♪って事で乾杯〜♪♪』
500ミリのペットボトルのジュースを
優クンが高々と掲げた。
みんなも個々にペットボトルを
手にとり
《かんぱ〜〜〜〜〜い♪》
グラスとは違う
ゴォンという乾杯の音に
少し笑ってしまった。
きっとこれから
楽しいことが沢山待ってる。
そんな予感と
抱き始めた小さな恋心に
あたしの胸は高まった。