ヒマワリ〜君と過ごした半年間〜
自己紹介も終え
ひとしきり食べたり飲んだりしながら話していると
「ななぁ〜♪まゆカイトとそこら辺ぐるっとしてくるねぇ」
と仲良く歩いていった。
「いいな…」
「んっ?もしかして奈々チャン、カイトに惚れてしもたん?」
優クンの言葉に
あたしはブンブンと首を振り
「違う違う!さすがに親友の彼氏を好きになったりしませんよぉ〜ただなんか、まゆ幸せそうだなぁって思って羨ましくなっちゃったダケです。」
「あ〜奈々チャン彼氏おらんってゆうてたなぁ。」
「はい。残念ながら笑」
「前の彼氏はどうやったん?」
前の彼氏かぁ……
「そーだなぁ。たぶん好きは好きだったんだけど、今のまゆとは違うと思います…」
あたしはただ側にいるだけであんなに幸せそうに笑えなかった……
「違うってどんな風に?」
「なんかまゆって今凄く幸せで見てるこっちまで幸せになれるような感じじゃないですか?あたしはあんな風になれなかったから。」
あんなに漫画から抜け出たような可愛い恋愛はした事ないよ。。