ヒマワリ〜君と過ごした半年間〜
「さぁ、ちょっと寒くなってきたし帰るかぁ!」
優クンがそぅ言って
立ち上がる。
「ほんとチョット寒いね。」
4月といっても夜に近づく頃はまだまだ肌寒い。
スプリングコートのポケットに
両手を突っ込んで
車へと急いだ。
「あ〜楽しかったぁ!!ねっ奈々♪♪」
「そぅだね♪」
「あたしカイトんち寄って帰るけど奈々はどぅする?」
「ん〜あたしは帰ろっかなぁ。」
「ほんなら、まずカイトんちで2人下ろして、それから奈々チャン送るわ。ええかな?」
「うん。ありがとうございます。」
優クンと2人っきりになるのはチョット恥ずかしいけど
まゆ達のが近いし仕方ない。