sky princess
「ソラ、帰ってきてくれてありがと。今日はいろいろとごめんなさい・・・、また明日ゆっくりと話をしましょうね。」
そう言って微笑んでくれた王妃に私も微笑み返して、
「はい、ありがとうございます。また明日。おやすみなさい」
そう言い残し、ランのあとをついていった。
王座の間を出た後、ランと一緒に別の部屋の前まで来た。
「ここがお前の部屋だよ」
ランの手によって開かれた扉・・・
『すごい・・・』
目の前に広がる部屋は、とても自分に部屋とは思えないほど広くて、素敵な部屋だった。
「ここはこっちにいたころ、お前が使ってた部屋だ。だからソラの自由に使うといい」