sky princess
『…………ッ////』
今自分の身に、なにが起きてるのか状況がさっぱり掴めず、頭をフル回転をしてみるが結局訳がわからずとりあえず相手を自分から引き離した。
『い、いきなり、な、なにするんですか!? 大体貴方は誰ですか!? 何故私を知ってるんですか!?』
私が発した言葉に、急に俯きしょんぼりし出した、目の前の男。
えっ? な、なに!?
状況が完全に読めない私は、ただ戸惑いを隠せずにいた。
すると、男が俯いていた顔を上げて口を開いた………。
「……そう…、やっぱり記憶が…消えてるのか……。無理もないかぁ……、君はずっとこっちの世界にいたのだから……」