LOVE LOVE LOVE
「きっと俺はお前が好きだから。
ずっとずっと好きだったから。
5年前から忘れられなかったんだ。」
「え…、どうゆうこと?」
「俺はお前を5年前から知っていた。
だからあの事も知っていた。」
「…。」
「ごめんな。黙ってて。」
「わかんないよ。
どうして…、どうして
陸斗は私を知ってるの?」
「前の中学のときに
同じだったんだ。
けど話したことすらなくて…
俺はお前の笑顔に惹かれた。
いわゆる一目惚れてやつ。
だけどお前の親友が裏切ったような
行動をしたとき俺は守れなくて
ごめんな。」
「何で…、何で陸斗が謝るの?」
「お前を守れなかったから。」
真っ直ぐな陸斗の目は
ドキッとした。
こんなにいい人がいたんだって。
そして大好きなんだって。