LOVE LOVE LOVE

｢ねえ、陸斗。
昨日私よくよく考えたんだよね
私たちってほんとに
恋愛感情には向いてないと思うって。｣

｢…あぁ。｣

｢けど、私は陸斗のこと
好きじゃない振りをしてた。
本当は大好きで仕方ない。
本当は私の隣に居てほしい。
本当は傍にいて欲しいって。｣

｢…あぁ。｣

陸斗は真剣に聞いてくれていた。

｢好きだよ、陸斗が大好き｣

その言葉を言った瞬間
一瞬で私は陸斗の腕の中に居た。

｢ありがとう、ちゃんと
言ってくれて。
じゃあ俺と付き合ってくれるってこと
なんだよな？｣

｢…うん。｣

｢ありがとうな。｣


私たちはこの日に付き合った。


けどここからだった。
ここから辛くて大変なことばかり
起きてしまったんだ。