LOVE LOVE LOVE


あのカフェに行ってから
何となく気が晴れていた。
バイトも楽しくって…
けどバイト始めて3ヶ月過ぎてのある朝
陸斗から電話があった。
カフェに行って以来連絡もとらず
会ってもなかった。
私は出ようかと迷ったが、出た。

「もしもし…」

「元気だったか?」

「…何いきなり」

「少し会えないか?」

「…もう会うつもりない。」

「どうして?」

「会いたくない。別れて」

「嫌だ。また未悠と一緒に学校行ったり
したいんだ。」

「学校?来てないじゃん。
それにもう陸斗といるの疲れた。
もう一緒には居られない。
ごめんね、ばいばい」


私はそう言って切った。


これが陸斗との終わりだった。


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