男嫌い×女好き=XXX


あれから気付いたら家に帰っていた。

どうやって帰ったのかは記憶にない。


「.....お風呂はいろ....」


食欲がないあたしは、お風呂に入って寝ることにした。


「わぁ.....痛いとは思っていたけど、傷とかあざいっぱいできてるし...」


服を脱いで鏡に映った自分の体を見てビックリした。

――真新しい傷、あざが無数に広がっていたから......


「アハハハ。また体に傷つけてどうすんだって感じだな。まぁ、あたしはもう“汚れている”.....けどね。今更.....か....」


そんなことを思いながら痛む体を洗い、お風呂からでたらすぐに寝た。


“本気じゃなくて遊び”


かぁ......

なんてことを考えながら....


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