男嫌い×女好き=XXX


おかしいとは思ってたんだ。

いきなりあたしの前に現れて告白してくれるなんて.....

でもあたしは涙がでるほど嬉しかった.....

確かに今振り返ると、いつも『いつになったらヤらせてくれる?』ばっかだった....

あたしはそれを『あたしが好きだから一つになりたいって思ってくれてるんだよね』って勝手に解釈してただけだったんだ.....

もう少ししたら大好きな彼氏に勇気をだして捧げるつもりだったファーストキスや、初体験....

そんなあたしの初恋は、もちろん何もなくて、


『お前なんて外見以外に魅力なんてないんだぞ。お前もういらない。』


って言葉だけを残して幕を閉じた。







< 4 / 107 >

この作品をシェア

pagetop