男嫌い×女好き=XXX


「じゃぁ次は俺からの条件というか約束。まず、俺のことは名前で呼べよ?」


は??名前??

あたしはあからさまに嫌な顔をしていたらしく、


「拒否権はお前にはないからな。バラされたくないでしょ?愛実ちゃん♪」


なんて言ってきた。

くっ.......


「ほら。早く呼ばないとキスするよ?」


そういいながら顔を近付けてきた。

あたしはまだ彼に腕を捕まれていて、逃げることができない。

そんな彼は、あともう少しってところでピタっと止めた。まるで、あたしの反応を楽しんでいるようだった。


「ほら。早く言わないとホントにファーストキス奪っちゃうよ?」


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