男嫌い×女好き=XXX


「そんなことあるわけないじゃないですか。」


あぁ。こんなこと言いたいんじゃないのに。


ハッ


ってかなんで今あたしこんなこと考えた!?

とか思ってると、


「またそんなこと言っちゃってww。あっそうだった、今日俺用事あって一緒に帰れねぇーんだわ。ごめんな。」


なんて言ってきた。


「別に1人で帰れるんで。」


そう、あの日以来一緒に帰っている。

まぁ強制なんだけどね。

何度も断ったんだけど、どうやらあたしに拒否権なんてものは存在しないらしい。

なんだかんだ言って、水野に振りまわされてるあたしがいた。


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