ぼくとゆうたくん
ゆうたくんのほっぺたは
真っ赤になっていた

ごめんね
ゆうたくん…

ぼくが
ぼくが悪かったのに…


ゆうたくんは
涙を袖で拭きながら
アイスの蓋に
ぼくのぶんのアイスをのせて

ぼくの小屋まで持って来てくれた


ぼくの好きな白い甘いアイス

今日はちょっと
しょっぱい味のアイス…

今日もぼくは
ゆうたくんを守れなかった
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