ぼくとゆうたくん
その夜
ぼくは小屋の中でウトウト寝ていると


ゆうたくんと
ママの大きな声で
目が覚めた

『保健所なんて
絶対にやだよ!!』

『でも、あの人が嫌だって言うから
仕方ないでしよ』

『ヤダったら
絶対にヤダ!!』


ゆうたくんが
あんな大声出すなんてめずらしいなあ

どうしたんだろう…
そう思っているところへ
あの男が帰ってきた
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