ぼくとゆうたくん
『かける!
また明日ね〜』
 
『うん、ばいばーい!』
 
かけるくんと別れ
夕暮れの道を
ゆうたくんと2人で急いで歩く


さっきまで
あんなに楽しそうだった
ゆうたくんの顔が
 
ちょっと
不安そうな顔になった

ゆうたくん…
 
ぼくはゆうたくんの顔を
クーンと見上げる……
 
ゆうたくんは
ぼくにニコッと笑ってくれた
 
この笑顔が
ずっとずっと
続くといいなって
ぼくはこの時思ったんだ
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