夏の空~彼の背中を追い掛けて~

「んっ……」



絡めては離れ、追い掛けては絡めてを繰り返す。



その間にも、俊ちゃんの愛撫は続く。



こんなに長く焦らされたのは初めて。



意識が異次元へ飛びそう…。



『俊ちゃん…もう入れて…我慢出来ない』



そう言いたいけど、恥ずかしくて言葉には出せない。



私は俊ちゃんに強く抱き付き、唇を塞ぎながら必死に耐えた。



「入れて良い?」



待ちに待った俊ちゃんの言葉に、私はチョットひと安心。



「うん」



答えると同時に、ゆっくり侵入を開始する。



「奥まで入らない!どうしたら良い!?」



俊ちゃんは、ほんの少し焦りを見せる。



フフッ♪可愛い♪





< 33 / 354 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop