もらう愛=捧げる愛
「…という事で、新しく事務を引き継ぐ事になった3人の自己紹介をしてもらいます」
これといって特徴のない、だけど気さくな笑顔をこぼす女の子は、受付。
ニキビの目立つ男の子は会計。
と、もう1人。
「レセプトに入ります、緒方 ハルです。一通りの事務はこなせますが、まだまだ勉強不足です。よろしくお願いします」
頭を下げて挨拶するとチラッとあたしと目が合った…気がした。
緒方くんと名乗る男の子はちょっとクセのある黒髪を形良くまとめ、誰もが好感を持てるような甘いマスクをしていた。
それに似つかわしい甘い声。
いわゆるイケメンくんだ。
その子が…あたしの隣…?
挨拶を済ませた3人を見て課長は朝礼を締めくくり、指示された新任くん達はそれぞれの担当係に配置する。
これといって特徴のない、だけど気さくな笑顔をこぼす女の子は、受付。
ニキビの目立つ男の子は会計。
と、もう1人。
「レセプトに入ります、緒方 ハルです。一通りの事務はこなせますが、まだまだ勉強不足です。よろしくお願いします」
頭を下げて挨拶するとチラッとあたしと目が合った…気がした。
緒方くんと名乗る男の子はちょっとクセのある黒髪を形良くまとめ、誰もが好感を持てるような甘いマスクをしていた。
それに似つかわしい甘い声。
いわゆるイケメンくんだ。
その子が…あたしの隣…?
挨拶を済ませた3人を見て課長は朝礼を締めくくり、指示された新任くん達はそれぞれの担当係に配置する。