もらう愛=捧げる愛
「緒方くん、ミルクとお砂糖は?」
「じゃあ…あ、でも、いいです」
「何?遠慮しないで?」
「笑いません…?」
「う、うん…」
あたしの差し出したスティックシュガーを1本。
「?」
「あと…4本お願いします…」
よ、4本!?
計5本!?
コーヒーカップ一杯に、お砂糖5本…!?
「…プッ…」
「あ…」
ジャラジャラとコーヒーに砂糖を入れる手を止めて、緒方くんがあたしを見る。
その目が恥ずかしそうに伏せてしまったのを見て、あたしは止めようとしていた笑いを堪えきれない。
「じゃあ…あ、でも、いいです」
「何?遠慮しないで?」
「笑いません…?」
「う、うん…」
あたしの差し出したスティックシュガーを1本。
「?」
「あと…4本お願いします…」
よ、4本!?
計5本!?
コーヒーカップ一杯に、お砂糖5本…!?
「…プッ…」
「あ…」
ジャラジャラとコーヒーに砂糖を入れる手を止めて、緒方くんがあたしを見る。
その目が恥ずかしそうに伏せてしまったのを見て、あたしは止めようとしていた笑いを堪えきれない。