もらう愛=捧げる愛
「ふぅー…」


軽く溜め息を吐いてソファーに座り、テレビをつけた。


暗い部屋にテレビの光がぼぅ、と光る。


あたしはそのまま横になり目をつむった。


一雫だけ流れる涙には、何の意味もない。


ただ。


今までに感じた事のない痛みが胸を刺す。


“かわいそうだね?あたし…”
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