もらう愛=捧げる愛
美人薄命…!?
土日が明け、また日常が繰り返される。
書類とパソコン、書類とパソコン、左側に…ハルくん。
また感じるのは、胸のかゆみ。
手の届かないこのかゆみは何なのか。
ムズムズするけど不快では…ナイ。
むしろあたしは、このかゆみが欲しい気がする。
ずっと欲しかった物のようにも思えてくる。
「初音さん?」
「ん?なぁに、ハルくん?」
「今日、一緒にメシ、どう?」
「あ、お昼。もうそんな時間なんだ。社員食堂でかまわない?」
「うん」
「じゃあ、井上主任、お昼休みいただきます」
「ハイよ」
ハルくんが来てから残業が減り、上機嫌の井上主任はパソコンから目も反らさずに返事をくれた。
書類とパソコン、書類とパソコン、左側に…ハルくん。
また感じるのは、胸のかゆみ。
手の届かないこのかゆみは何なのか。
ムズムズするけど不快では…ナイ。
むしろあたしは、このかゆみが欲しい気がする。
ずっと欲しかった物のようにも思えてくる。
「初音さん?」
「ん?なぁに、ハルくん?」
「今日、一緒にメシ、どう?」
「あ、お昼。もうそんな時間なんだ。社員食堂でかまわない?」
「うん」
「じゃあ、井上主任、お昼休みいただきます」
「ハイよ」
ハルくんが来てから残業が減り、上機嫌の井上主任はパソコンから目も反らさずに返事をくれた。