肩越しの景色
『お早う』


低い・・・

でも涼しげな声が耳に届いた。

昨日からグルグルと

脳内を駆け巡る

この声の主は改めて

確かめるまでもなく・・・


「ひぃっ!」

驚き過ぎて変な声が出た。

『プッ・・面白いリアクションだね』

「かっ!か・・栢原くん!!」

『うん。だから、お早う』










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