肩越しの景色

(そっか、心配かけちゃったな・・・)

みぃちゃんの不安そうな表情をみて

申し訳なさを感じながらも

これ以上そんな顔をさせちゃいけない・・・と

ゆっくりと口角を上げて声を掛ける。


「大丈夫、みぃちゃん。

ホラ、そんな悲しい顔しないで!」


やっかみや、罵詈雑言には慣れてるから。

ちっちゃい時から・・・・。

の台詞は心の中に留めた。


それでも、わざわざ自ら火中に飛び込む虫

であるほど愚かではない・・・ハズ。

えぇ~えぇ~学習しましたとも!
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