暴走族と4才児!~second~
「いやー遊んだなぁ!!」
「海にぃの絶叫系の駄目さにはほんとに笑ったね!!」
「な、おまえだってゴーストハウスで悲鳴あげてただろ!!」
相変わらず言い合いをする海にぃと友をよそに、私は陽にぃの腕を引っ張って言った。
「ねぇ陽にぃ、最後に観覧車乗ろ?」
「お、いいな。あいつらは放っといて行くか」
私と陽にぃは、2人で観覧車に乗り込む。
「うわぁーやっぱり綺麗!!」
「すげぇなー」
2人で景色を見て、ほのぼのとしていた時。
陽にぃが、唐突に言った。
「俺、理央奈が好きだよ」
「?私も陽にぃのこと好きだよ?」
「違うよ、妹としてじゃなくて・・・女として」
「・・・・・えっ?」