暴走族と4才児!~second~
「えっ……?」
「私の気持ちは、10年前と何一つ変わらない。私は、まだ忍君が好き…」
私は、ゆうにぃから目をそらすことなく言い切った。
「だから、中途半端な気持ちなんかじゃない。忍がどんな10年間を過ごそうとも、たとえもう私のこと好きじゃなくても……私の気持ちは変わらない」
「理央奈……」
「忍君が笑顔を失ったっていうなら、私が忍君の笑顔を取り戻したい…」
もう一度、笑ってほしい。
あの頃みたいに、眩しく、優しい笑顔で、私の名前を呼んで欲しい。
きっと、もう私のことなんて、なんとも思っていないだろうけれど……それでも、諦めることなんて、私には出来ないから……。
私は無意識に、四つ葉のクローバーのキーホルダーを握りしめていた。
「私の気持ちは、10年前と何一つ変わらない。私は、まだ忍君が好き…」
私は、ゆうにぃから目をそらすことなく言い切った。
「だから、中途半端な気持ちなんかじゃない。忍がどんな10年間を過ごそうとも、たとえもう私のこと好きじゃなくても……私の気持ちは変わらない」
「理央奈……」
「忍君が笑顔を失ったっていうなら、私が忍君の笑顔を取り戻したい…」
もう一度、笑ってほしい。
あの頃みたいに、眩しく、優しい笑顔で、私の名前を呼んで欲しい。
きっと、もう私のことなんて、なんとも思っていないだろうけれど……それでも、諦めることなんて、私には出来ないから……。
私は無意識に、四つ葉のクローバーのキーホルダーを握りしめていた。