暴走族と4才児!~second~
そして、その日の帰り道…ー。


「え、じゃあ理央奈ちゃんって、4才の頃までここに住んでたんだ?!」

「うん、そうなんだ。こんなに早く戻ってくることになるとは思ってなかったけど」


「へぇー、じゃあもしかしたら、どっかで会ってたかもしれないな!」


翔太君がそう言うと、麻奈ちゃんもそうだね!と頷く。


「小さい頃の理央奈ちゃん、可愛かったんだろうなぁ~」


「えっ?!いやいや、麻奈ちゃんの方が絶対可愛いよ!」


「お世辞は良いよぉ~。理央奈ちゃん、モテるでしょ?」


麻奈ちゃんのその言葉に、私は全力否定をする。

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