暴走族と4才児!~second~
「まさか!私は、4才の頃からずっと…」


そこまで言って、思わず言葉に詰まった。


「?理央奈ちゃん?」


「あ、ごめん…ちょっと、ね……」


頭に浮かんだのは、忍君のこと。


私が何も知らずに幸せな10年間を過ごしていた間……忍君は、1人苦しんでいたんだ…ー。


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