暴走族と4才児!~second~
第6章 忍君vs陽にぃ
あれから忍君と2人で歩いて、ようやく私の家の近くに着いた。
「あともう少しだから、この辺で大丈夫だよ」
私がそう言うと、忍君はダメだよと言って私を軽く睨んだ。
「そういう少しの油断が危険に繋がるんだからね。今は変質者も多いんだから、気を付けないと」
「でも、」
「でもじゃないの。分かった?」
「……うん」
私が頷くと、忍君はよし、と言ってまた歩き始める。
……忍君が、私よりも2才年上なんだなと感じるのはこんな時。
……あれ?
よく考えたら、私は中学生で忍君は高校生なんだ…
忍君、高校でモテてるんだろうな……
「あともう少しだから、この辺で大丈夫だよ」
私がそう言うと、忍君はダメだよと言って私を軽く睨んだ。
「そういう少しの油断が危険に繋がるんだからね。今は変質者も多いんだから、気を付けないと」
「でも、」
「でもじゃないの。分かった?」
「……うん」
私が頷くと、忍君はよし、と言ってまた歩き始める。
……忍君が、私よりも2才年上なんだなと感じるのはこんな時。
……あれ?
よく考えたら、私は中学生で忍君は高校生なんだ…
忍君、高校でモテてるんだろうな……