暴走族と4才児!~second~
「うん、分かった。今日は凄く楽しかった」

じゃあおやすみなさい、と言おうとしたその瞬間、


「理央奈っ!お前、こんな時間までなにやってたんだよ!」

「…っ、陽にぃ!」


玄関から、怒った顔をした陽にぃが出てきた。


「……陽にぃ?陽って………まさか、」

「ん?…お前は……」

「えっ?陽にぃと忍君って知り合いなの…?」


睨み合っている二人に、私は呆然と尋ねる。

「お前は知らなくていいよ、理央奈。そうか、なるほどな……」


陽にぃは、一人で納得すると私に言った。


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