暴走族と4才児!~second~
「やべー、俺、理央奈が女に見える‥‥‥」

「ちょっと、どういう意味?!女に見えるってか、女なんですけど」

キッと翔太を睨む。

と、麻奈がまぁまぁと仲裁に入った。

「理央奈は、少し忍さんから離れて気持ちを整理してみたら?」

「‥‥‥うん、そうだね。そうしてみる」

「何かあったら、遠慮なく相談しろよ。いつでも、俺と麻奈は理央奈の味方だ」

2人は、微笑んでそう言う。

「‥‥‥ありがと」

何だかその優しさがくすぐったくて、私は照れながらそう返したのだった。







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