暴走族と4才児!~second~
「‥‥理央奈が溜まり場に来ないから、どうしてるのかと思っただけだ」

「えっ?」

その言葉にビックリして奏斗さんを見上げる。

奏斗さんは、仏頂面でそっぽを向いていた。

けど、その耳が少し赤く染まっている事に、私は気付いてしまった。

そんな奏斗さんが可愛く見えて、思わずふふっと笑う。

と、そんな私に奏斗さんは急にニヤリと笑うと告げた。

「今から出かけるぞ、理央奈」


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