性悪彼氏
「や、やだった?」
焦る恭夜もかっこいい、なーんて。
「うん嫌。」
そう私が言えば恭夜はやめる。
そして最高にテンションが下がる。
「そ、そうだよな…うん…」
今にも泣きそうな顔で、整った顔は離れていった。
可愛いなあ……
「恭夜からされるのがね」
グイッ…
離れた恭夜を今度は私が引っ張り…
「恭夜…すごい好きだよ。」
私は呟くと恭夜の唇にキスをした。
パチパチと驚くように目を開いている恭夜。
それを見て私は目を瞑った。
大好きな大好きな恭夜。
もう私から離れないで……
私も……
離さないから………。
End.