甘々 野球Days
裕太くんの顔が徐々にあたしに近づいてくる。
鼻に息がかかるほど。
わわわわわ
「ゆ、裕太くん」
「黙れ」
いつもより強引な口調でそう言うと、あたしの唇に、ゆっくり優しいキスを落とす裕太くん。
「んあっ」
昨日とは違うキスで頭がグルグル掻き乱される。
「んな甘い声だすな」
出すなと言われましても…
離れたときには苦しくて…
「大丈夫?」
なんて心配してくれる裕太くんの優しさが嬉しかったりする
「裕太くん、大好き」
「知ってる」
「俺も大好き」
そう言ってもう一度キスをした。