甘々 野球Days
「んー」
ここは?
「目、覚めたか?」
あたしの目の前には、裕太くん。
なんでという疑問が浮かぶ。
「お前、ボールがあたって気失ったの」
ああ!!
痛たた
そっか
だからここに…って…裕太くん
「もしかしてずっとここに居てくれたの?」
「…そうだけど?」
そんな
嬉しいけどまた迷惑かけちゃった!!
「部活は大丈夫?部員のみんなは?」
「部活も大丈夫だし。部員のみんなはお前みたく、ヘマする奴がいねぇから助かるって練習してる」
そ、そっか
「ごめんね」
「気にすんな」
ポンポンと頭を優しく撫でる裕太くん。
そんな裕太くんがちょっぴり照れ臭くて恥ずかしくて…ぎゅっと裕太くんに抱き着いた。