薔薇の花嫁
「私は待った。お前が18になるのを。今度の満月の日がお前の18の誕生日。約束通り迎えに来る。お前は私の永遠の花嫁。そんなお前を死なすわけがない。お前が死ぬ時は私が滅びる時だ」
「……」
「私と共に生きるのが嫌なら…満月の夜に私の胸に杭を打ち込むがいい。お前になら滅ぼされても本望だ。モナムール 後二日よく考えるがいい。私と共に生きるか私を滅ぼすか」
唇に唇を重ねて…
ギデオンは…
消えた。