君の声を
「あー食べた食べた!」
「…あやちゃんよくあんなに甘いモン食べれるね。見てるこっちがお腹いっぱいだよ。」
甘いものも食べれて、すっきりした気分になった。
岡崎くんには感謝でいっぱいだ。
「今日はありがとう。奢ってもらったうえに、家まで送ってもらっちゃったし。」
「んー、大丈夫。こっちこそ楽しかったよ。また明日。」
バイバイ、と手を振って帰っていった。
そうか、明日学校だ。
皓太にまた理奈ちゃんのノロケ聞かされるのかな。
楽しい、けど辛い、
私はいつまでこんな片想い、続けるんだろう。