君の声を
「あらあら、朝からラブラブ登校かしらぁ。皓太くんやるぅー」
…っこの声
「…おい岡崎、キモいお前。」
「やぁだぁ皓太くん、お友達でしょ、アタシたち」
オカマ言葉に内股でにっこり笑った岡崎くん。
「おはよーあやちゃん、」
「おはよー、」
「あ、そういえば…」
皓太が思い出したようににやっと笑ってあたしたちの方をみた。
「二人、昨日デートしたんだろ?そういう関係だったんだー」
やばい、そうか勘違いされてる。
「いや、それは…あの…『俺が無理矢理約束こじつけちゃっただけ。』」