君の声を





「え?」



状況が理解できない。



どういうこと…?




「もう一回言うよ。あやちゃん、どうしても皓太じゃなきゃだめ?俺じゃだめなのかな?」






え? え? なに、 なにが起こってるの?



とまどっているあたしを前に、いきなり岡崎くんは座りこんで



「はーあやっぱり気づいてなかったかあ。」


と頭をかき上げた。






< 20 / 25 >

この作品をシェア

pagetop