君の声を
「えーっと…何をですか?」
恐る恐る聞いてみた
「俺が好きなこと。…つかこんなこと言わせんなよ、恥ずかしい…」
言われてみれば、岡崎くんの顔が真っ赤だ。 ってそうじゃなくて、
「ええええ!?誰を?」
あまりに突然で叫んでしまった。
さすがに呆れた顔をした岡崎くんが、今度は立ち上がってあたしの肩に手をおいていった。
「…っ、わかったよ。
いい?落ち着いて聞いてね。俺は…あやちゃんが好きです。」
え…。