君の声を



「もー、なんであたしが…」


ぶつぶつ言いながらペットボトルを捨てに行く。




「…顔は笑ってますよ?」


親友の萌が言った。



「いや、そんなことないから!!」

必死に否定しようとすると萌はにやにやしながらからかってくる。




そう、私はあいつが好きなんだ。




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