亡國の孤城 『心の色』(外伝)
紫雲にお別れを...()
< 258 / 258 >
この作家の他の作品
表紙を見る
―――かの大国フェンネル、名高き『六年戦争』の終結後の王政復古から二年…。
他国の侵略を恐れる戦争大国バリアンの老王は、行方不明となっているデイファレトの王族を抹殺すべく動き出した。
……そんな中、デイファレトの狩人の少年は、とある一族の護衛をすることとなった。
―――刺客を放つバリアン、影から王族の捜索を行うフェンネル。そして未だ空いているデイファレトの玉座。
………心優しい狩人の幼い少年は、陰謀に塗れた過酷な雪国を駆け、『禁断の地』を目指す。
※『亡國の孤城 ~フェンネル・六年戦争~』の続編となっています。
※流血表現や性的描写がありますので注意
2010.7/10 完結
表紙を見る
―――三大国全てに、新たな若き王が君臨してから数年の後。
二つの大国、フェンネルとデイファレトは、互いに国家の再興と平和を目指すべく疾走していたが………だがその一方で、世間は三大国の平和協定に賛同しようとしない第二国家バリアンが臭わせる、大戦の火種の気配に脅えていた。
…暗雲が渦巻く世の下で、ある一人の青年は、殺伐とした砂漠の真ん中で記憶を失った一人の少女を見付けた。
巨大な戦の気配を前に、争いを防ぐ術を探すべく動き出すフェンネルとデイファレト。
神々が見下ろす世界の崩壊を目前に、青年と少女は様々な思惑が入り乱れる舞台に足を踏み入れる。
※『亡國の孤城』第一部、二部の続編となっています。この第三部で完結になります。
※流血表現や性的描写がありますので注意
表紙を見る
――――とある大国。
狂人と化した王の政によって、その国は神の呪いに見舞われた。
革命と称した大規模な内紛により、王族は虐殺された。
―――しかし、王のいない亡國で、城は在り続けた。
城を滅しようとする革命派の群衆。それを守る主無き国家騎士団。………その戦争は、未だに続いていた。
深い、愛情や悲しみ、恨みが渦巻く物語。魔物に魔術、剣術を駆使して、一人の少女が残酷な戦場を舞う。
※流血表現や性的描写がありますので注意。
個人サイトにてキャラ絵を置いておりますので参考程度に。
2008.2/7 完結
この作品を見ている人にオススメ
表紙を見る
☆フェルナンシアの第三王女、ルキア、七歳。
粗末な廃屋に押し込められ虐げられていたルキアは、母国の敗戦により、敵国の名門エスカーダ公爵家に預けられることになった。
王宮から出られることを、密かに喜ぶルキアであったが、前世の憧れの人に激似のダリオンは、極度の人嫌い。彼の祖母、カトレアは引きこもり……と、エスカーダ公爵家にはいろいろな問題があって……☆
*START* 2021.11.13~
*END* 2021.12. 1
表紙を見る
公爵家の妾の子であるクラリアは、とある舞踏会にて二人の令嬢に詰められていた。
彼女達は、公爵家の汚点ともいえるクラリアのことを蔑み馬鹿にしていたのである。
公爵家の一員を侮辱するなど、本来であれば許されることではない。
しかし彼女達は、妾の子のことでムキになることはないと高を括っていた。
だが公爵家は彼女達に対して厳正なる抗議をしてきた。
二人が公爵家を侮辱したとして、糾弾したのである。
彼女達は何もわかっていなかったのだ。例え妾の子であろうとも、公爵家の一員であるクラリアを侮辱してただで済む訳がないということを。
※この作品は「アルファポリス」にも掲載しています。
表紙を見る
──その日、一人の聖女が崖下の側へと身を投げた。
双子の妹こそが真の聖女であると語る皇太子に婚約破棄を突きつけられたからだ。
敵国に流れ着いた聖女フリジアは、悪逆非道の皇帝セドリックに見初められる。
「俺が君を、守ってみせる」
「もう二度と、繋いだこの手は離さない」
「エル・アルカ・ディーネ。祝福の光を」
流行り病の蔓延を癒しの力で未然に防いだフリジアは、アーデンフォルカ帝国で愛されし聖女となる。
「ゆ、幽霊!?」
セドリックと共に母国へ姿を見せたフリジアに驚く皇太子へ、彼女は自ら印籠を渡す。
「聖女のいない国に、祝福は訪れない」
――これは七年間虐げられた聖女の、逆転劇。