22歳で逝ったあなたへ
別れ
ゆかは、どうしても仕事が休めず、また新幹線で帰って行った。
間に合わなかったけど、一目見れて、ちゃんとお別れが言えたからよかったと言った。
今日も、私はがむしゃらに働いた。
まわりの人達に心配かけちゃいけないと思ったから…
そして、また、なおと会場に向かう。私も、なおも明日は休みをもらった。
『今日は何か、偉い方の、お通夜ですか?』
とタクシーの運転手さんが私達に尋ねた。
『なんでですか?』
私達が聞き返すと、
『だってこれ…』
そういって運転手さんのみつめる先を見たら、その会場に入るための大渋滞が起こっていた。
『ここまで並んでるのは珍しいですよ〜政治家かなんかかと思って』
『私達の同級生なんです』
『え〜そりゃまた…若いのにねぇ』
『あの、このままじゃ、あそこまで着くのにかなり時間かかりますよね?私達ここで降ります』
そう言って私達は、かなり手前でタクシーを降り走って向かった。
会場に着いたら、もっとびっくりした。
人が、入れるスペースがあるのか?というくらいの大混雑。ロビーやら階段やら、あらゆる所に人人人。
これじゃ通夜の会場にはいるのさえ、できない。
間に合わなかったけど、一目見れて、ちゃんとお別れが言えたからよかったと言った。
今日も、私はがむしゃらに働いた。
まわりの人達に心配かけちゃいけないと思ったから…
そして、また、なおと会場に向かう。私も、なおも明日は休みをもらった。
『今日は何か、偉い方の、お通夜ですか?』
とタクシーの運転手さんが私達に尋ねた。
『なんでですか?』
私達が聞き返すと、
『だってこれ…』
そういって運転手さんのみつめる先を見たら、その会場に入るための大渋滞が起こっていた。
『ここまで並んでるのは珍しいですよ〜政治家かなんかかと思って』
『私達の同級生なんです』
『え〜そりゃまた…若いのにねぇ』
『あの、このままじゃ、あそこまで着くのにかなり時間かかりますよね?私達ここで降ります』
そう言って私達は、かなり手前でタクシーを降り走って向かった。
会場に着いたら、もっとびっくりした。
人が、入れるスペースがあるのか?というくらいの大混雑。ロビーやら階段やら、あらゆる所に人人人。
これじゃ通夜の会場にはいるのさえ、できない。