22歳で逝ったあなたへ
笠井は、たくさんの、あたしの知らない友達の中でも本当に必要とされていた人だった。
そして代表の彼は最後に泣きながら、こう言った。
僕は性格が悪いから、すぐには、そっちに行きません。もっと、ずっとずっと時間がたってから行くから、だから、さよならは言いません。またな。
私は涙がとまらなかった。
本当に私達が伝えたかった事を代弁してくれたと思った。
私も、さよならは言いたくない…
そして最後の別れ。
一人ずつ一輪の花を笠井の体の横に置いて行き、別れの言葉を言う。
何を言おう…考えたくて、最後の方に並んだ。
一人また一人花を置き泣きながら去っていく。
気がつくと、ずっと元気にふるまっていた一つ下の弟が、
『兄ちゃん、兄ちゃんやだよ、兄ちゃん』
っていいながら笠井の顔の横から離れないで、くっついているのが見えた。
弟に限界がきた瞬間だった。
私の番…
『笠井…』
そう言って顔の横に花を置いた瞬間、涙がとまらなくなって、
『イ…ヤ…やだ、笠井、笠井やだよ…やだよ…やだよ』
私は、そう言いながら、その場に泣き崩れた。
そして代表の彼は最後に泣きながら、こう言った。
僕は性格が悪いから、すぐには、そっちに行きません。もっと、ずっとずっと時間がたってから行くから、だから、さよならは言いません。またな。
私は涙がとまらなかった。
本当に私達が伝えたかった事を代弁してくれたと思った。
私も、さよならは言いたくない…
そして最後の別れ。
一人ずつ一輪の花を笠井の体の横に置いて行き、別れの言葉を言う。
何を言おう…考えたくて、最後の方に並んだ。
一人また一人花を置き泣きながら去っていく。
気がつくと、ずっと元気にふるまっていた一つ下の弟が、
『兄ちゃん、兄ちゃんやだよ、兄ちゃん』
っていいながら笠井の顔の横から離れないで、くっついているのが見えた。
弟に限界がきた瞬間だった。
私の番…
『笠井…』
そう言って顔の横に花を置いた瞬間、涙がとまらなくなって、
『イ…ヤ…やだ、笠井、笠井やだよ…やだよ…やだよ』
私は、そう言いながら、その場に泣き崩れた。