AKIRA
店員ゎ少し失礼しますと言い席を離れた。


暫くし5、6人引き連れて戻って来たと思ったら


「スイマセンでした」



同時に頭を下げ責任者かと思う人間が、テーブルの上に茶色い封筒を出して来た。

……


なんだこれ?

「これゎ失礼があったお詫びと思って下さい。」


あー?もしかして金か?

暫くして 受け取らないのも逆にオカシイと思ったが…
「イヤッそんなの別に良いっすから…もぅ戻って良いっすかね?」


一万くらい入れて帰るか…

そう思っていたら

「いぇこれゎ受け取って下さい。そして今日約束した通り、朝打ってた台ゎそのままお打ちになって下って結構ですので
今後うちの店にゎ出入り禁止とさせて貰います。」

「は?なんで?今俺が何もしてないって解っただろ?
だからその封筒出して来たんぢゃねーの?

違うの?」


「本当にたまたまなのかも知れません。でも事実お客様が毎日うちの店で出されてるのに変わりゎないんです。

数少ない設定6の台に毎日座れる事がどのくらい凄い事か…
うちでゎあなたをプロとみなして今後ゎご不満がありましても、入店ゎ許可出来ません。
その封筒ゎこちらに非があった為に出したものですので…どうか受け取って下さい。」

長々と説明しなくても
裏に連れて行かれて恥ずかしくて 暫くゎ来れないって思ってたところだ。


「プロぢゃないんすけど…まぁ別にこの店にこだわってた訳ぢゃナイっすから
別にいいっすょ?

明日から来なきゃいいんすよね?

でもなんか勝手にそっちが今日座った台設定6って教えてくれたんで♪

今日ゎトコトン打たせて貰いますね♪」


少し嫌味たらしく言ってやった。


「後これも…そう言う事なら、貰って行きますね。」

封筒を普通に持ち上げ
俺ゎスロットへと戻った。
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