AKIRA
右の方から昨日の男が歩いて来る。


俺ゎ気がつかない振りをして、スロットを打つ続ける。



相手も気が付いた様子。

一旦どこかに行ったかと思うと、急に肩を

ポンポンと叩かれる。

まさかの左から現れる男。

ども!と言い会釈して、隣に座り珈琲を渡して来た。

「いやー昨日あれから、全く終わる気配すらなく♪
閉店まで、ほぼ当たり引き続けて♪かなり大勝ちしました。」

身体全体から喜びのオーラが誰の目で見ても解るくらいだ。

何故だか俺自身も嬉しくなる。

「なんか悪いんで…半分後で渡しますんで」


まさかの言葉にビックリする。

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