ありがとう。
始まり

ヂリヂリヂリ
ヂリヂリヂリ

朝一の合図で私は
目が覚める。

とは言っても眠くて
身体が動かない。

心愛早く支度しないと
学校遅れるわよ。

母がリビングから
叫んでいる。

うるさいなぁ〜
っと時計を見ると
針は8時を差していた。

やっば、
早く準備しないと
学校間に合わない

「入学式間に合わないわよ?」

「しょうがないよ
二度寝してたんだから」

もっと早く起きるはず
だったのに…

お母さんのせいだ。
もっと早く起こして
くれれば良かったんだよ。
取り敢えず準備しよう。

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