いじめられっこは最強少女(短編)
クラス全員の視線が私達に集まる。


多分、クラスのほとんどは、パンダ達の味方だろう。


『くっ…良いわ、此処で話してあげる』


やったぁ♪


春「で?話と言うのは何でしょうか?」


『私達、あんたを今日からおもちゃとみなすわ♪』


…は?おもちゃ?


…あぁ、なるほど、そういうことね。


このクラスはリーダのパンダ(今私に話しかけてきた奴)


を中心に軽いイジメをやっている、


いや…軽くはないかもね。


クラスの男女関係なくイジメられるんだもの…


そのせいで何人もの生徒が不登校においやられた


この前までイジメていた子が不登校になったので、


今度は私をイジメよう…


っと言うことだろう。


春「謹んで…お断り申し上げます。」


まさか、私が断るとは思ってなかったのか、


クラスがざわつき始めた。


『な…!!断るとどうなるか分かってるんでしょうね!?』


あーはい、わかってますよ。


断ると、クラスだけではなく全校生徒にイジメられる。


それは、リーダーのパンダが、柊財閥の娘だからだ、


柊財閥とは、私の財閥の配下。


つまり、私より格下って事♪


ばーかだよねー?


イジメる相手ぐらい調べておけっつーの!!


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