獣恋道-恋はいつでも獣道-



「…あたし帰る!」


さっきまでと違う英志くんの雰囲気に怖くなったあたしは、かばんを持って立ち上がった。



「なに、用事でもあんの?」

パッと見た英志くんは、元に戻っていた。

なんなのこいつ…。




「お、お会計置いとくから!」


そう言って足早に立ち去った










つもりだった…











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