おいちゃんまだまだ大丈夫と水道の蛇口
その時に、俺は、少しずつノートに小説を書いてる事を話した。

こういう話しは、あまりしたくなかった。

まるで恥ずかし気もなく将来は小説家になりたいなどと言える年ではない。

それに男が、小説書いてると堂々と言うのは昔から気恥ずかしかった。

しかし、今野さんはコツコツ自分の小説を書いていると言った。

新人賞にも出来たら出したいと話してくれた。

そういう話を聞くと俺も素直に話しができた。

俺は、書いているけどパソコンが苦手で手書きは、疲れるし今は、新人賞もワープロ原稿が増えたとぼやいた。

そこで今野さんは、自分は新人賞用に原稿も書いているけど携帯小説も書いているから俺にも入会したらいいと、勧めてくれた。

俺は、携帯小説と言うジャンルは、知っていたが携帯音痴で入会だけしてまだ何も書いてなかった。
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