使者の黙示録
だが、修道院で健やかに育つ彼女たちを待っていたのは

教団に利用される運命だった。


ある日、修道院の食堂で、おやつの時間を楽しんでいたシスター・マヤとメグは

修道院のマザーとは違うマザーに名前を呼ばれる。


そのマザーを、メグは全然知らないが

シスター・マヤには見覚えがある。


(まえに、会ったことがあるような…)


実に6年ぶりとなる、マザー・アミコとの再会である。


シスター・マヤとメグの2人は

教団の危機を救う計画のなかに、なにも知らないまま組み込まれてゆくのだった。

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