使者の黙示録
しかも、彼女のフェロモンは抑制されることなく、全開にして放出され

それに当てられた男たちの目は、無意識にマザー・アミコの姿を追いかける。


マザー・アミコにすれば、そういう彼らの視線は邪魔で仕方がない。

シスター・マヤとメグを使った、この計画が

どのくらい効果をあげられるのか、見極めなければならないのだが

こんな状態では正しい判断を下そうにも、なかなかそれが適わない。

そんな中で

マザー・アミコは、この計画の思わぬ落とし穴を発見する。

シスター・マヤの様子がおかしい。

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